第86回Southern Political Science Associationに参加して

The 86th Southern Political Science Association in New Orleans

2015年1月13日からニューオーリンズに学会参加のために行ってきました。ニューオーリンズに行くのはこれで3度目、SPSAは去年に続いて2回目の参加でした。ニューオーリンズにこの時期に行く、とワシントンの人たちに話すと、「温かくていいわねと言われますが、去年に続いて今年も北の方から寒気が流れている時期で、ちょうど気温が低く、天気の良くない日が続いていました(帰るころになって温かく快晴になりましたが)。

今回は、2本のペーパーを発表するため、かなり時間をかけて準備しました。特に共著論文の発表の方は直前まで共同執筆者との打ち合わせをする必要があり、発表前日に綿密に打ち合わせをしました。私は日ごろ一人で論文を書くスタンスなので、誰かと共著で一つの論文を仕上げるのは心配がないわけではなかったのですが、相棒の陳先生は私と反対に共著で書くことに慣れている人なので、スムーズに共同作業が続いて、とても快適でした。普段はそれぞれアメリカと台湾に住んでいるので、スカイプで相談するには時差が大きくてスカイプではやりとりしたことがありませんが、むしろ時差を上手に使って、片方がある程度進めておいてメールで投げておくと、一晩寝るともう片方がまた進めておいて投げ返してくれるというやりとりで、見事にうまく進むものだと思いました。国際共同研究の醍醐味みたいで作業そのものが楽しかったです。自分たちで言うのもなんですが、とてもいい形で日本と台湾のインターネット選挙運動の比較研究論文に仕上がったと思いました。まだ荒いところもありますが、今回じっくり相談もできましたし、もう少しブラッシュアップしてジャーナルに投稿しようと夢が広がりました。

発表が終わったばかりの陳先生と

発表が終わったばかりの陳先生と

 

そしてもう一つの私の単独の論文は、日本の電子投票の現状を関係者にインタビュー調査してまとめたものでした。実はこのペーパーを発表したパネルは、全然オーガナイズされていないひどい有様でした。司会者も討論者も用意されておらず・・・
しかし、このペーパーを仕上げる過程で良いことがありました。ワシントンのオフィスでお世話になっているディレクターに原稿を丁寧に読んでいただき、面白いと言ってもらえて、とても有益なコメントを頂くことができました。最近私の研究室は別の部屋に移動になり、ディレクターと隣同士の部屋になったので、お話しをする機会が増えて、彼女が選挙研究をしていたことも知りました。灯台下暗しですね。ペーパーを書かなければたぶん隣に彼女がいても、お互いに何を研究しているか気が付かなかったかもしれません。どこにいい出会いがあるかわからないものです。

日本の電子投票について発表中

日本の電子投票について発表中

最後に、ニューオーリンズと言えば、歴史のある観光地、フレンチクォーターにはおいしいレストランがたくさんあります。ということで、簡単にご紹介を。
まず、ランチは175年もの歴史のあるAntoine’s のプリフィックスランチ。値段も手ごろ(20ドルくらい)で量も多すぎずデザートも甘すぎず、とても落ち着いてゆったりした気分でランチを味わえるお店でした。
コーヒータイムには、Café Du Mondeがおすすめです。
そして、今回の一押しは、ディナーで食べたジャンバラヤです。ちょっとピリ辛でご飯がぱりぱりしていて、とてもおいしかったです。もう一度行けるかと聞かれると、一押しと言いながら、残念ながら店の名前を覚えていないのですが、ヒントはSt Peter StにあるPreservation Hallの近くのBourbon St.上です。夜なのに外でも食べている人たちもいましたが、店内は少し暗いものの、赤い壁紙が印象的でした。
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1 comment for “第86回Southern Political Science Associationに参加して

  1. 藤野克
    2015年1月26日 at 7:24 PM

    ネット選挙運動について、着々と研究が深化、拡大しているようですね。これからどういう図式が描かれていくのか、大変楽しみです。

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