プエルトリコに行ってきました・3年連続のSPSAでの学会発表

2016年もあっという間に1か月が経ち、もうすぐChinese New Yearですね。

年明け早々私はSouthern Political Science Association の学会発表のため、初めてアメリカ自治領プエルトリコに行ってきました。この学会での発表は今年で3年連続になりますが、いつもはニューオーリンズで開催されていたので、初めてのプエルトリコに行けるということで、今年は特に楽しみにしていました。

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なぜプエルトリコに行けることがそれほど楽しみか?――アメリカ人の友達から、プエルトリコは「カリブ海のハワイ」みたいなもので、冬の寒いワシントンから脱出して、常夏で海の美しいプエルトリコのビーチを散策するのは最高よ、と聞いていたからです。それにプエルトリコにはユネスコの世界遺産に登録された歴史的な地区があるので、ぜひ一度見てみたいと思っていました。

(プエルトリコの世界遺産について詳しくは、こちらをご覧ください。)

今回、ワシントンからプエルトリコまでジェットブルーの直行便で4時間余りかかりました。ワシントンでは正月早々からかなり冷え込んだ日が続いていたので、プエルトリコの空港に降り立って、蒸し暑い熱気を肌に感じた時の喜びは大きかったです。(連日日中の気温は28度から30度くらいでした。)

さて、ホテルにチェックインすると、私は早速共同研究の仲間たちと、出版計画や学会発表の打ち合わせを行いました。私たちのチームは国際展開しているので、メンバーの居住地も広範囲にわたり、日頃頻繁に会えない分、意識合わせや親交を深める上で海外の学会でこうやって集まれることは、とても良い機会です。日常を離れた環境で、プールやビーチを眺めながらの共同研究者との発表準備は最高でした。

ホテルのプールとビーチ

ホテルのプールとビーチ

そして、いよいよ私たちの発表の日。パネルのタイトルは「The Internet and Elections: Asian Perspectives」です。私は「How Did Political Parties Use Social Media in the 2014 U.S. Midterm Election Campaign?」というペーパーを発表しました。この論文はちょうど1年前の今頃ジョージタウン大学でオーエン先生の授業に参加させてもらいながら、考え始めたので、まさに1年がかりのワシントンでの研究成果でした。

パネルは朝8時開始だったため、お客さんはほとんど来ないだろうと半ばあきらめていましたが、なんと日本からゼミの先輩・後輩が聞きに来てくれました!オーエン先生の指導する院生も来てくれて、海外での学会発表として、今までにない大きな手ごたえを感じました。

パネリストの集合写真:共同研究者のオーエン先生・私・小笠原先生・前嶋先生・李先生

パネリストの集合写真:共同研究者のオーエン先生・私・小笠原先生・前嶋先生・李先生

発表後の打ち上げディナー:前嶋先生、小笠原先生と一緒に

発表後の打ち上げディナー:前嶋先生、小笠原先生と一緒に

最後に、発表が終わって、ホテルからタクシーで10分ほどのところにあるOld San Juanと呼ばれる歴史的な地区に行ってきました。ここには、スペイン統治下のプエルトリコがカリブ海の要衝であったことがよくわかる要塞や城壁が残っています。

005006Old San Juanの街はこじんまりしているので、ランチを食べて散策をしていると、現在Governor’s Mansionとして使われている16世紀に建てられた建物に出くわしました。クリスマスの飾りがまだ綺麗でした。

無料で敷地内を案内してくれるツアーがあるのですが、ちょうど私が通りかかった時には、英語のツアーが終わってしまって、スペイン語だけだと言われたので帰ろうかと思ったところ、警備員に呼び止められ、どうやら何人かお客さんが集まったようで、英語のツアーを急遽セッティングしてくれました。敷地内から見る海はとても美しかったです。

Governor’s Mansion

Governor’s Mansion

Governor’s Mansionの庭園から海を臨む

Governor’s Mansionの庭園から海を臨む

プエルトリコは財政破綻秒読みというニュースを2015年の夏ごろから目にしていたので、もっと荒廃しているのかと多少心配していたのですが、今回訪れたエリアは観光地として賑わっている場所ばかりだったからか、それほどその影響を感じることはありませんでした。ただ、1泊あたりのホテル代に加算されるリゾート税、さらにホテルのフロントに行ってから知らされたメイドサービス代にホテルの部屋のコーヒーを毎日セットする代金などなど、総額にするとずいぶん高いな、と思いました…

でも、プエルトリコではワシントンと違って、暖かい気候のせいなのか、時間の流れがゆったりしていて、いろいろなところで人々の温かさを感じられて、私もリラックスした気分を味わうことができました。学会発表もうまくいって、大満足の1週間でした。

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