清原ゼミで学年対抗ディベート大会を行いました(2017年7月8日)

清原ゼミでは、今年度春学期は学年別のゼミの授業の中で、文献講読のほかに、ディベートの練習や準備を行ってきました。そして、今回は春学期の勉強の集大成として、二つの論題について、学年対抗でディベートを行いました。

論題1は、「アメリカは不法移民の強制送還を厳しくすべきである」
論題2は、「日本は日米安保を破棄すべきである」
として、論題1では1年生が否定側、3年生が肯定側。論題2では、1年生が肯定側、3年生が否定側を務めました。

論題1のディベート風景

論題1についてはアメリカの2016年大統領選の候補者の政策を意識して、民主党と共和党のそれぞれの主張の資料を探し、Pew Research Centerのレポートをはじめ、英文で資料を読まなければいけないことが多く、準備に苦戦していました。しかしその分良い勉強になったようです。論題2については、日米安全保障条約を読むところからはじめ、様々な新聞資料を探して、データで説明しようと頑張っていました。途中経過を見ていると、準備が間に合わないのではないかと思いましたが、最後の1週間の追い込みはどちらのチームも素晴らしいもので、当日はチームワークもよくなったのが感じられました。結果としては、1年生と3年生は一勝一敗でした。

論題2のディベート風景

私はこれまでもゼミで他大学とのディベート大会を行ってきましたが、アメリカに在外研究中にAmerican Political Science AssociationのTeaching Conferenceに参加した時に、アメリカの大学の授業ではディベートを積極的に取り入れている話を聞きました。アメリカの大学生でも、シャイで先生に発言を求められても発言しない学生もいるそうで、そういう時にもディベートならば話すようになるので良いという話や、資料収集や立論を書く段階で自ら勉強することになるので、学生にとってその内容についての理解度が深まり、とても効果的という話を聞きました。そういうこともあって、今年のゼミではぜひ学年対抗のディベートを行いたいと思っていました。

今回は、土曜日に開催したため、4年生やゼミのOB・OGも3人参加して、審査員役やタイムキーパーの役割に協力してくれました。ディベート前のランチタイムや終了後の講評の時間に、現役生にとっては普段会うことのできないOB・OGから様々な後輩へのメッセージ聞くこともできて、とても貴重な機会になったと思います。また来年度も春学期にこのような機会を作れれば、と思っています。

先輩から後輩へのメッセージ

以下、参加学生・OBの感想の一部です。

1年生

「今回ディベートを通して、準備と客観的にものごとを捉えることの大切さを学んだ。」
「私は3年生とのディベートで、やはり3年生はソースを持ってくるのが上手だと感じました。OBの方に教わったデータの集め方は今後のディベートにも活かせそうだと思いました。」
「初めてのディベートを終えて、自分の考えとは異なる意見側の立論をやってみて異なる視点から物事を捉えられたので良かった。話す際の相手に対する姿勢や話し方が影響する力を改めて知った。」

3年生

「今回のディベートでは私は立論の担当だったのでしっかりと証拠資料を集めること、また論理的に組み立てること、相手から質問されたときにどう答えるか、穴を埋めることを意識して立論を組み立てた。本番ではあまり返答をうまくすることができなかったが、筋の通った立論をすることができた。」
「準備の大切さがよくわかったディベートでした。結果は負けでした。先輩は「勝ち負けにこだわらず」と言っていましたが悔しいです。」
「立論から第二反駁までの中で何が伝えたいのかをぶれずに伝える必要があるとわかった。話すより聞く力を身に着けることが今後の討論に役立つと思った。」

OB

「2つ学年の離れた学生同士のディベートの審査員を承ることになり、前日まで、どのようなディベートになるか想像できませんでした。しかし、ふたを開けてみると、1年生、3年生ともに、非常によく準備して当日に臨んだことが伺えました。自分が審査員ではなく、参加者側だったなら、何と答えようかと思わせる鋭い主張や反駁があり、非常に頼もしさを感じました。3年生には、ぜひこのゼミで勉強を続けてもらい、1年生には、3年生になったとき、このゼミに戻ってきてもらえることを願っています。」

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